☆☆☆ うどん 粉ぼれ話 ☆☆☆
うどんに魅せられ・うどんを食べ・うどんを打つ・怪しげな「幻の山雀」ブランドを確立。


プロフィール

山雀

Author:山雀
 
俺って釜あげ犬?
いえ四国犬「ヤマト」です。
一応由緒正しい純血種天然記念物に指定されてるけど知らない人が多いみたい。
主人はうどんに凝って何を考えてんだかね〜。「幻の山雀」なる怪しいうどんブランドを作ってしまったよ。
俺にもたまには肉うどんの一杯も食わせろワン!



最近のコメント



最近の記事



トラックバック



月別アーカイブ



RSSフィード



お友達リンク

このブログをリンクに追加する



アクセス(2007.03〜)



原発被災地市民らが国提訴
4月1日のニュースにて、タイトルのような記事が出た。
こちら→ 河北新報 4月1日(水)6時9分配信(リンク切れになってたらごめんなさい。)

それによると(以下、ニュースを一部抜粋)
特定避難勧奨地点は原発20キロ圏外の比較的放射線量が高い場所が対象となった。国は2014年12月、「指定基準となる年間被ばく線量20ミリシーベルトを下回る」として南相馬市内の約150世帯を一斉解除している。
 原告住民らは「年間20ミリシーベルトの基準では国民の生命を守れない」「解除に当たって住民の合意を求めなかった」などと主張。


以下、私の思う事、ちなみに放射線に関する国家資格3つ持ってますから一般の方よりはちょっと詳しかったりします。
できるだけ一般の方が理解しやすいように専門的な内容や語句は少なくします。内容は法律的な解釈と実際の健康被害のリスクとかけ離れた話も多々出てくるので、そのあたりを分けて理解して解釈していただく必要があります。

そもそも国民の被ばく許容量は、自然放射線の影響や医療被ばくを除き1mSv/年と上限が定められています。
ただ原発事故のような緊急事態が起きた場合、一時的にその上限を引き上げることは認められています。(これは法律での解釈であり健康を害する害さないという事とは無関係)
しかし、上限を引き上げてよいのはあくまで緊急時の期間だけであり、事故から4年も過ぎた今はもう緊急時ではなく、20mSv/年のエリアに住むことを容認する考え方自体が完全に間違っています。(被ばくが年1mSv以下になる場所に避難・居住させるなどの対処をし、年1mSvを超えるエリア内には近づけないようにして復興・復旧に努めるというのが正しいやり方です)

なんで20ミリシーベルトという数字が出てきたの?

私が推測するに・・・・
そもそも理解できない数値なのですが、おそらくあれを引用して、こじつけたのだろうと考えられる数値があります。

それは、放射線作業従事者と呼ばれる職種の方の被ばく上限(許容線量)

放射線作業従事者とは、多くは放射線関係の国家資格を持ち放射線を扱う仕事についている者をいいます。(無資格の助手なども含め放射線業務(取扱施設)に専任する者です。)
これらの専従者は一般国民の上限値1mSv/年に対して、通常作業:5年間で100ミリシーベルト(ただし1年間で50ミリシーベルトを超えないこと)と規定されています。
5年間で100mSv・・・・これを単純に5年で割れば年20mSvとなるわけです。
従事者とて同じ人間、特別に放射線に対して抵抗力?があるわけでもないけど、被ばくリスクは一般より高くて実際に被ばくすることもあり得るので、それも見越しとりあえずはすぐに健康被害が出ないだろうと考えられる上限を20mSv/年として付された数値です。(血液検査の異常値など目に見える変化(健康への影響)は100~250mSvとも言われていますが個人差があります。)
だから一般人でも実質的には年20mSvにしても問題ないんじゃねえの?ということで20mSVという数字が出てきたのではないかと思うのです。

しかし知ってますか?(ここからのくだりが重要)
放射線作業従事者の場合、妊娠可能な女性や妊娠中の女性は別の計算をします。
例えば、妊娠中の女子の場合は妊娠期間中(MAX約10カ月):1ミリシーベルト(内部被曝)、2ミリシーベルト(腹部表面) とされていますので、数値が大きいほうの表面被ばくで年換算しても2.4mSv/年が上限ということになります。20mSvとは凄い違いでしょう?
実際に放射線作業従事者は国が被災地の方に対する年20mSvとは全然違う少ない数値を設定することで、放射線作業従事者であっても男女や妊娠の有無による遺伝的影響を考えて上限を抑えているのが実情。

それなのに・・・・

被災地住民は一律で20mSV/年

・・・・ってあり得ない!

それなのに国は・・・・
「指定基準となる年間被ばく線量20ミリシーベルトを下回る」として
南相馬市内の約150世帯を一斉解除・・・・

150世帯には老若男女、色々な方が居るでしょう。もちろん妊娠中の女性もいるかも知れません。放射線の影響を受けやすい子供世代もいるでしょう。
この150世帯に限らず原発事故の避難区域に関しては国は年齢や性別や妊娠の有無による違いを全く無視しています。(しかし年齢性別、妊娠の有無や可能性などで区別すると家族が離れ離れになります、だからこそ安全な所(年1mSv以下)に一緒に居ていただくべきなのですが。)

しかも今みなさんが0.1μSvだとか聞いているのはガンマー線の数値のみであって、例えばβ線などは完全に無視しています。この件は一部の国会議員さんが声を上げていますね。ずいぶん長い間このことは隠されており、気付いた者も多く居ましたが、釈明どころか御用学者を使い嘘を広め話し、洗脳するかのような講演などもしていましたね。まだまだ書いてもキリがないぐらい色々な事で国民は国に欺かれています。

実際に20mSvエリアを1mSvまで除染するのは・・・・相当難しいですね。
間違いなく数年とかいうレベルの実現は皆無です!
想像ですが仮に除染を毎日頑張っても何十年もかかるでしょう。(それでも困難かも)
だから国は  を優先しました、国民の健康よりも・・・・

あ、もうひとつ放射線作業従事者と一般国民の違い。
放射線作業従事者は、血液検査など厳正な決まりごとを定期的に行なうことが義務付けられ、さらに重要なことは自分の意思で就労することを承諾している からあの数値があるわけです。(自分の意思でというところ重要です)

それだけ厳密なものなのに・・・・・

被災地の年20mSvとは、一般民間人に対して職業人よりも劣悪な環境下(血液の検査は定期的にしてない、個々が被ばくする可能性を容認してない、そして妊婦さんも一律の環境下)で日常的に住まわせるとは言語道断と言わざるを得ないですね。

一律に一般人が年20mSvで健康被害がないと断言するのなら、我々職業人に課せられた厳しい法律や規制はいったいは何?と言いたいですね。あれだけ費用をかけて施設を維持し、健康診断を定期的に受けて、被ばく管理をして、立ち入り検査を定期的に受けて・・・・etc.

こんな体たらくで原発再稼働?笑うしかないが笑い事ではないです。

未だにメルトダウンした核燃料さえも見つかってないのでは?
(やっと容器の中にないことだけはわかったようですがね。)

だから原発事故の対処なんて何もできてないようなもの。

これじゃ何十年か先?またどこかの原発で同じような事故を起こしかねません。
でもその頃には原発でしこたま儲けた政治家も、復興増税分の税金を納税した自分も、もうこの世には居ないでしょう、ツケを払わされ気の毒なのは次世代の人達・・・・。

ずさんな国の対応を見ていると、自分らが普段きっちりと被ばく管理をし国民の被ばく低減の為に努力をしていることは何なの?意味ないじゃんと馬鹿らしく思えてきます。

ホントいい加減にしてもらいたい!



          ←Blogランキング、よろしければクリックを。
 

   
関連記事


この記事に対するコメント

最悪こういう事故が起こるのを承知で原発を誘致し、助成金等のエエ思いしよった訳じゃろ?
いざ(想定内の)事故が起こって国・他県の人(ボランティア)等を頼ったり、挙句の果てに国提訴ってどんな思い上がりかと恐れ入る。

【2015/04/10 19:58】 URL | タメやん #- [ 編集]


庶民の受けた恩恵?は公共施設の充実程度の微々たる飴だけで、
実際に懐を潤したのは一部の有力(権力)者達だけでしょう。
原発安全神話はあの事故でやっと虚言だとわかっただろうけど、
残された爪痕はあまりにも深すぎ。
 

【2015/04/11 02:03】 URL | 山雀 #JHiVQ306 [ 編集]



この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する